Monakaのモード７は６４個のキーおよびLED出力をサポートします。このモードはMonomeのようなインタフェースを作成するためのモードです。Monakaのモード７を使って作成したMonakameを紹介します。

回路図は次のようになります。ダイオード＋キースイッチとLEDから構成されるマトリックスです。

以下、注意点です。

1. 出力されるMIDIコードは左上から右上に向かってMIDIコード0,1,2,..7が、次の段が8.. 15、最も下の段が56..63に対応します。
   

1. 制限抵抗は利用するLEDに合わせて決めて下さい。1/8周期で点灯するため、通常よりたくさんの電流を流す必要がありますが、AVRの端子の電流制限内にして下さい。端子あたり、最大25mAですので、LEDにながせる電流はその1/8になります。なるべく小電流でも明るく光るLEDを選択して下さい。
   

1. ６４個のキーが要らない場合にはその一部を実装することもできます。以下は４X４のマトリックスを組んだ場合のものです。
   

1. LED, KEYはどちらか一方だけ実装することも可能です。
   

1. Sparkfunのキーパットを使うと配線が楽になります。但し、オリジナルの回路図に対してダイオードの向きが逆になりますので、注意して下さい。
   

1. 入出力はUSB-MIDIですが、MonakaOSCを使ってホスト側でOSC信号を変換することでOSCデバイスとして利用することが出来ます。
   

なお、Pepper-Monakaでもモード７をサポートしており、2X2のマトリックスを作成することが可能です。